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AT&Tの投資考察(2019年度第3四半期)①エンタメ&通信

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あつまろ。個人投資家。長期的な視点で資産運用に取り組んでいます。 1)株式投資を中心とした資産運用 2)生活とお金

あつまろです。

AT&Tの株価が冴えません。逆に投資妙味がでてきていると思っていて、今回はそんな米国通信企業2強の一角であるAT&Tについてみていきます。

バリュエーションと売上

 

株価は年初来安値付近で年末を迎えました。Googleファイナンスによると、PERが5.38倍、配当利回り7.17%という、割安感が漂っています。なかなかの状態です。

(決算資料よリ筆者作成)

四半期ごとの売上をみていくと、5.1兆円(1ドル112.61円で計算)という数字です。さすが米国通信の2強を担う雄、すごい売上を叩き出しています。


セグメント別収益

売上を構成するセグメントをみていきます。

このセグメント別売上情報がAT&Tの現状をうまく言い表していると思います。AT&Tといえば日本でいうとNTTのような通信企業をイメージしがちですが、2014-15ディレクTVを485億ドル(約5.4兆円)で買収しており、Entertainment事業が25%を占めています。さらに2016-18タイム・ワーナー事業を854億ドル(約9.6兆円)で買収しました。本四半期決算からWarnerとして表示されています。これでエンタメ事業は43%となりました。名実ともに通信&エンタメの2大事業を持つ企業となりました。

ただし、通信は高い成長が望めませんし、エンタメ事業もNetflixやAmazonなどネット企業に追いかけられています。昨今の株価低迷は、これらのコングロマリットディスカウントとWarnerの巨額買収負担が要因になっているように思います。


営業利益とコスト構造

四半期売上の5.1兆円もすごいですが、償却前ではありますが営業利益が1.7兆円(四半期)であげるのはやっぱりすごい企業だなと思います。

売上構成を利益とコスト構造に分解してみました。通信事業ですから設備(Equipment)負担が大きいのと、Broadcastはエンタメ事業にかかっているかなと思っています。ここのコストコントロールが大きいかなと思います。※設備投資は資産計上して償却してると考えられますので、償却は分けて表示した方がよかったですね。次回は分けようと思います。直近四半期ではBroadcastコストを少し上回る額になっています。

AT&Tは、成長余力の乏しい通信事業に対して、ワーナー買収による買収負担とコングロマリットディスカウント。しかし、その一方で安定した事業基盤があり稼ぐ力の強さが見えてきました。次回は、キャッシュフローとバリエーションをみながら投資判断を検討する予定です。

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