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Alibaba(アリババ)の2019年度第二四半期決算と今後の見通し(③投資判断)

あつまろ
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タイトル③
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あつまろ。個人投資家。長期的な視点で資産運用に取り組んでいます。 1)株式投資を中心とした資産運用 2)生活とお金

あつまろです。

過去2回に載せてきたAlibabaの決算状況(第一回_アリババのECビジネス)、(第二回_アリババの多角化)でしたが、3回目で最後の今回はアリババのキャッシュフロー状況を確認した上で、アリババの投資をどう判断するかを見ていきたいと思います。

キャッシュフローの状況

FCF

(決算資料から筆者作成)

前年同期比と比べてキャッシュフローが下がってきています。増収率50%を超えているのにここがついてきていません。次に営業キャッシュフローと事業投資キャッシュフローをみてみます。

営業CF比率

(決算資料から筆者作成)

営業キャッシュフローは前年同期比から微減です。その一方で事業投資キャッシュフローが伸長してきています。前回とりあげた新業態スーパーhumaはリアル店舗で投資コストがかさむと思われます。今後さらなる店舗投資も行うとなると、引き続き事業投資キャッシュフローは増えていくと思われます。他にも多角化事業でも投資がかかるはず。

ただし、キャッシュフローだけでいうと苦しい見通しですが、まだまだ投資するものがあるという見方もできます。成熟フェーズでなく成長の途上ということです。


投資指標

それではここから投資家にむけて、アリババの投資指標をみていきましょう。まずは株価チャートから

株価チャート

アリババ株価チャート

時価総額は3,738億米ドル(42.5兆相当)(2018年11月8日終値)です。

予想PER

PER46倍です。グロース株ですね。

配当利回り

無配です(成長ステージの企業なのでこれでOK)

キャシュフロー/EV(企業価値)

①EV(企業価値)についての計算式です。

EV(企業価値)=時価総額+有利子負債ー(現預金+流動資産の有価証券)

時価総額(3,738億米ドル)+有利子負債(207億米ドル)ー(現預金+流動資産の有価証券(241億米ドル)=EV(企業価値)3704億米ドル(42.1兆円)

②キャッシュフロー

過去1年の事業のFCF1.59兆円

③キャシュフロー/EV倍率

最後にEV(企業価値)から年間でどれだけのキャッシュフローを創出しているか、キャッシュフロー利回りを見ようと思います。

キャシュフロー/EV(企業価値)=3.7%

キャッシュフロー創出効率が低いですが、それだけ将来期待が高いということでもあります。


アリババは買いor売りor様子見

収益性やキャッシュ・フローの指標でみると高い期待感から株価が形成されています。その一方で増収率が50%超を維持しているのは期待したくなります。ただし、営業利益もキャッシュフローも投資負担が大きいことから伸び率は鈍化傾向なのかと思います。

私個人としては買いです。その理由は中国のマクロ成長の恩恵をうける。またECビジネスはリアル店舗をもってラストワンマイルを都市部で制する。東南アジアを中心に地域的な広がりをみせる。さらにエンタメ・クラウドなど事業領域の拡大はやはり期待感を抱かせてくれます。米中貿易摩擦などトレンド的には売られる要素が多いので、ここで投資はしたいですがリスクはそれなりにあると思います。

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